賭ケグルイコラボの際に限定実装された特殊ルール「赤血の戦」ですが、期間限定復刻という形で「大会戦」や「友人戦」で遊べることがあります。
そこで本記事では、「赤血の戦」の遊び方やルールを解説していきます。
「赤血の戦」の遊び方
「修羅の戦」は、雀魂オリジナルの特殊ルール対局です。
「大会戦」からモード選択しランダムなプレイヤーと対局するか、または「友人戦」からルーム作成時にモード選択するかで遊ぶことができます。
期間限定とされていますが、2023年11月現在ほぼ常設化されています。
「赤血の戦」のルール
「赤血の戦」の特殊ルールは「四川血戦」という中国麻雀のルールのひとつをベースにしたものです。
通常日本で行われる麻雀とはかなり違いがありますので以下で詳しく説明します。
特殊ルール
1.配牌時の牌交換
・字牌がありません。字牌以外の108枚の牌を使用します。
・配牌時に手牌から同じ種類(萬子・筒子・索子)の牌を3枚選び、ランダムな対局相手一人と交換します。
・連荘はなく、流局後は親の和了・聴牌に関わらず、次の局の0本場に進みます。
2.対局の流れ
・交換後に不要な牌の種類(萬子・筒子・索子)を1つ選び、手牌からその種類の牌がなくなるまで和了できません。(いわゆる絶一門縛り)
・流局、または最大3人が和了するまで対局が続行します。
・その局で最初に和了した雀士が、次の局の親になります。
・フリテンのルールが適用されません。
3.和了後について
・和了した雀士の手牌は伏せられ、ツモも打牌もできなくなります。
・和了時に直ちに点数計算が行われます。(和了後の槓ドラなどは反映されません)
・和了時にトビが発生した場合は対局終了となります。
4.槓の扱いについて
・暗槓した雀士は、他のまだ和了していない雀士から2000点ずつ受け取ります。
・大明槓した雀士は、その槓を許した雀士から2000点を受け取ります。
・ツモ牌で加槓した雀士は、まだ和了していない他の雀士から1000点ずつ受け取ります。(手牌で加槓した場合は受け取れません)
・加槓時に槍槓が発生した場合、槍槓が優先的に処理され、加槓による点数変動は処理されません。また、槍槓された人が和了した際に、その槓は刻子として処理されます。
・流局時に槓した雀士がテンパイできなかった場合は、槓で獲得した点数は元の持ち主に返還されます。
5.流局について
流局時の罰符は以下の通り処理されます。
①不聴罰符:ノーテンの雀士は、テンパイした雀士に待ち牌で和了できる最大点数を支払います。
②宣言牌罰符:テンパイの有無に関わらず、手牌に最初に選択した不要牌種が残っている雀士は、最低でも8000点をまだ和了していない他の雀士全員に一人ずつ支払います。この場合、待ち牌で16000点以上の和了ができる雀士には8000点ではなくその点数を支払います。
6.点数計算と特殊役について
・立直とチーはできません。
・特殊な役を採用します。(後述)
・特殊な飜数と得点計算を行います。
・1飜=1000点、2飜=2000点、3飜=4000点、4飜=8000点、5飜=16000点、6飜=32000点
・最大6飜
・ツモ和了した雀士には「飜数が対応した点数+1000点」をまだ和了していないすべての雀士が支払います。
7.その他
・王牌(ドラ表示牌、嶺上牌)はありません。
・槓した際、通常のツモ順に準じて山の次の牌をツモします。その牌が嶺上牌とみなされます。
・残り牌が0の巡が終了した時点で、和了した人数が3人未満の場合、流局となります。
・特殊流局は発生しません。
「赤血の戦」のコツ
賭ケグルイコラボ時に筆者が感じたコツは以下の通りです。
●とにかく最初に指定した以外の2色で進める。(流局時、最初に指定した色があるとドボンとなるため)
●役をなんとなくでも覚える。
・馴染みのある役とその派生を意識するといいかも。(例:対々和(2飜)→1色だと「清対」で4飜になるなど)
・一気通貫や断么九など、採用されていない役も把握しておくとよい。
●ツモ和了が強すぎる!!
・ロン和了を見送ってでもツモ和了したい&なるべく最初にツモ和了したい。
・特に最初にツモ和了した場合、3人から「飜数に応じた得点+1000点」がもらえるのがでかい。
・例えば3飜のツモ和了は計15000点もらえるが、3飜のロン和了は4000点しかもらえない。
●特に安いロン和了に価値はない。
1飜のロン和了で1000点で和了しない!
1人目のツモ和了なら1飜でも6000点のあがりになる。
●ただ、誰かが明らかに高い手(5飜の清金勺釣など)を上がりそうな場合は、ロン和了でもいいので先に抜けておくのもあり
●立直がないのでガンガン鳴いていこう(七対子狙い以外)
●槓は積極的にしよう。
それだけで得点がもらえるし、1飜役の「根」もつくのが大きい。
槓ドラなしのためデメリットもあまりない。
●もともと1色が使えないので、行けそうなら染め手の「清一色」で3飜を狙うのが結構強い。
●フリテンがないルールなのでベタオリは無理。守備は考えない。守りより攻めよう!
まとめ
「赤血の戦」では普段の日本の麻雀とはかけ離れた特殊ルールを楽しむことができます。
本記事を参考にぜひ遊んでみてくださいね。