雀魂の段位戦のしくみを徹底解説!段位を上げて高段位の「雀聖」や「魂天」をめざそう!

本記事では『雀魂(じゃんたま)』の基本的な遊び方である「段位戦」について詳しく解説していきます。

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「段位戦」の仕様について

雀魂には部屋を作ってフレンドと対局する「友人戦」や、公式や有志が主催する大会に参加できる「大会戦」など様々なモードがありますが、最も多くの人がプレイするメインとなるモードが本記事で解説する「段位戦」になります。

段位戦では各プレイヤーに「段位」が与えられ、対局でよい成績を残すことでより上位の段位を得ることができます。

各プレイヤーはより高い段位を目指してプレイしていくことになります。

段位の確認方法

現在の自分の段位を確認するには、メイン画面の左上の人型のマーク(画像の黄色)をタップしてください。

プレイヤーの戦績画面が表示され、その中の赤の部分がそのプレイヤーの現在の段位になります。

段位の種類

雀魂の段位は数字ではなく、固有の名称で表されます。

プレイヤーのスタート直後の段位は「初心」となっており、昇段していくと「雀士」「雀傑」「雀豪」「雀聖」となっていき、最上位の段位が「魂天」となります。

初心から雀聖まで

初心から雀聖までの段位では一つの段位の中でさらに「★1~3」とランク付けがされており、同じ段位でも数字が大きいほうがより上位となります。

初心★1⇒初心★2⇒初心★3⇒雀士★1⇒雀士★2⇒雀士★3⇒雀傑★1⇒雀傑★2⇒雀傑★3⇒雀豪★1⇒雀豪★2⇒雀豪★3⇒雀聖★1⇒雀聖★2⇒雀聖★3

の順で昇段していきます。

この画像の例では、雀傑かつ星マークが2個なので「雀傑★2」という段位になります。

星マークの下の数字は「段位ポイント」で、段位戦での対局結果により増減します。

見方としては「現在の段位ポイント/昇段に必要な段位ポイント」となっており、上の画像でいえば、現在の段位ポイントが1104でこれが1400に達すると昇段する、という意味になります。

魂天

最上位の段位である魂天のみ、段位ポイントではなく「魂珠」というポイントシステムが採用されています。

また魂天は「★1~★3」のランク制ではなく、魂天Lv1から魂天Lv20までのレベル制となっています。

したがって格付けとしては

・・・⇒雀聖★3⇒魂天Lv1⇒魂天Lv2⇒魂天Lv3⇒・・・⇒魂天Lv20

の順となります。

3人戦と4人戦の段位

段位は「4人戦(4人麻雀)」と「3人戦(3人麻雀)」で別カウントとなっています。

段位マークの背景がひし形なのが4人戦、背景が逆三角なのが3人戦の段位です。


左が4人戦・右が3人戦

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卓の種類

段位戦の卓は「銅の間」「銀の間」「金の間」「玉の間」「王座の間」の5種類あり、段位によって入れる卓が決まっていますので、実力が近い人とマッチングすることができます。

多くの卓で他国サーバー(中国サーバー、英語サーバーなど)のプレイヤーともマッチングします。

You Tube等での配信の際は、王座の間のみ5分間の配信遅延を入れる必要があります

王座の間以外ではアシスト機能(ドラ牌が光り、聴牌時に待ち牌と残り枚数が表示)がありますが、王座の間ではアシスト機能がなくなります

下表にまとめましたのでご確認ください。(クリックで拡大)

前述の通り、4人戦と3人戦は段位が別カウントとなりますので、例えば4人戦で「雀豪」になったとしても、3人戦の段位は「初心」のままであれば3人戦では「銅の間」でしかプレイできません。

とはいえ3人戦が「初心」のままであっても4人戦プレイ時にデメリットがあるわけではないので、特に気にする必要はないでしょう。

昇段と降段

初心から雀聖まで

段位戦の勝敗に応じて「段位ポイント」が増減し、その結果、「昇段点数」に達すれば一つ上のランクへ昇段となります。

逆に、段位ポイントが0を下回ると一つ下のランクへ降段します。ちょうど0の場合は降段しません。また、「初心★1~3」「雀士★1」には降段はありません。

昇段・降段した際に、新たな段位で初めに所持する段位ポイントは「初期点数」として定められています。

以下にそれぞれの数字をまとめましたので参考にしてください。(クリックで拡大)

魂天

段位戦の勝敗に応じて「魂珠」が増減し、その結果、魂珠のポイント数が「20」に達すればレベルアップとなります。

逆に、魂珠のポイント数が0を下回るとレベルダウンします。ちょうど0の場合はレベルダウンしません。

魂天Lv1のときに魂珠のポイントが0を下回ると雀聖★3へ降段します。

レベルアップ・レベルダウンした際、新たな魂天レベルでの魂珠所持数は10からのスタートとなります。

まとめると下表の通りです。(クリックで拡大)

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段位ポイントの増減量(初心から雀聖まで)

初心から雀聖までにおける段位ポイントの増減量は、終局時の持ち点(素点)と順位点(順位ウマに雀魂独自の補正点を加えたもの)によって変化します。

※「順位点」は当サイトの造語です。順位ウマ、卓の種類(間)に応じて与えられる1位・2位のプラス点、段位によって与えられる最下位のマイナス点を合計したものになります。

基本的には1位が大きくプラス、2位がややプラス、3位がややマイナス、4位が大きくマイナスとなります。

一定以上の段位になると1位のプラスより4位のマイナスが大きくなりますので、いかに4位を取らないかという戦い方が求められます。

段位ポイントの増減は黄色の丸の部分。白い四角の部分は素点+順位ウマの合計となっている

段位ポイント増減量の計算式

段位ポイント増減量 = 素点 ± 順位点

素点 =(終局時の持ち点-初期持ち点)÷1000

※例えば4人戦は初期持ち点が25000点ですので、終局時の持ち点が30000点だった場合は、(30000一25000)÷1000=5となり、素点は5点となります。

順位点 = 下表参照(クリックで拡大)

4人戦/東風戦4人戦/半荘戦
3人戦/東風戦3人戦/半荘戦
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魂珠の増減量(魂天のみ)

魂天段位における魂珠のポイント増減量は、段位ポイントとは異なり素点による計算は行われず、順位に応じた固定の数値が増減します

増減量は「3人戦か4人戦か」「東風戦か半荘戦か」により異なりますが、魂天レベルによる差はなくすべてのレベルで一定となります。

また、対局者が全て魂天プレイヤーの場合は、ポイント増減量が2倍となります。

黄色の丸が魂珠の増減。素点計算はなく、4人戦・半荘戦の3位は固定値の▲0.2ポイントとなる(対局者に魂天以外がいる場合)
4人戦/東風戦
4人戦/半荘戦
3人戦/東風戦
3人戦/半荘戦

段位戦の採用ルール

段位戦での麻雀ルールはほぼ一般的な麻雀ゲームと同様の内容となっております。

公式のルール説明ページはこちら

以下は箇条書きにまとめたものです。

4人戦採用ルール(開きます)
・初期持ち点:25000点
・順位ウマ:1位+15、2位+5、3位▲5、4位▲15
・東風戦の南入・半荘戦の西入あり(1位が30000点未満の場合)
・喰い断、後付けあり
・一発、裏ドラ、赤ドラ(3枚)、槓ドラあり
・テンパイ連荘あり
・アガリやめ(テンパイやめ)あり
・食い替えなし
・トビ終了あり(ちょうど0点は終了しない)
・ダブロンあり
・切り上げ満貫なし
・数え役満あり
・流し満貫あり
・ダブル役満、トリプル役満あり
・国士無双の暗槓ロンあり
・十三不塔、八連荘なし
・大四喜、大三元の責任払いあり
・途中流局あり(九種九牌、四槓流れ、四人立直、四風連打のみ。トリプルロンは流局なし)
・形式テンパイあり
・フリテン立直あり
・オープン立直なし
・持ち点1000点未満は立直不可
・終局時に同点の場合は東一局時の東南西北順に勝敗を決する
・終局時の供託は1位に加算
3人戦採用ルール(開きます)
・初期持ち点:35000点
・順位ウマ:1位+15、2位±0、3位▲15
・東風戦の南入・半荘戦の西入あり(1位が40000点未満の場合)
・喰い断、後付けあり
・一発、裏ドラ、赤ドラ(3枚)、槓ドラあり
・テンパイ連荘あり
・アガリやめ(テンパイやめ)あり
・食い替えなし
抜きドラ(北抜き)あり(抜き北をロン可能)
ツモ損あり
一萬がドラ表示牌の場合のドラは九萬
・トビ終了あり(ちょうど0点は終了しない)
・ダブロンあり
・切り上げ満貫なし
・数え役満あり
・流し満貫あり
・ダブル役満、トリプル役満あり
・国士無双の暗槓ロンあり
・十三不塔、八連荘なし
・大四喜、大三元の責任払いあり

・途中流局あり(九種九牌、四槓流れ)
・形式テンパイあり
・フリテン立直あり
・オープン立直なし
・持ち点1000点未満は立直不可
・終局時に同点の場合は東一局時の東南西順に勝敗を決する
・終局時の供託は1位に加算

段位戦とコイン

雀魂のゲーム内通貨の「コイン」には様々な用途がありますが、そのひとつに「段位戦」の場代や勝敗に応じた獲得・支払いがあります。

「銀の間」以上の卓では、まず「場代」として一定のコインが消費され、さらに対局後の戦績でもコインが増減します

無課金でも十分プレイ可能な範疇となっておりますが、鬼打ちする場合はコインが不足することもあります。(コインの入手方法は後述)

一方「銅の間」では場代や戦績による増減はありませんので、始めたばかりの方は安心してプレイしてください。

黄色の丸が戦績によるコインの増減

参考までに、各卓における場代と戦績によるコインの増減量の目安は下表のとおりとなります。(クリックで拡大)

コイン増減量の計算式

コイン増減量 = (素点 ± 順位ウマ)× 対局レート

素点 =(最終持ち点-初期持ち点)÷1000

4人戦順位ウマ = 1位+15 2位+5 3位▲5 4位▲15

3人戦順位ウマ = 1位+15 2位±0 3位▲15

対局レート = 下表参照(クリックで拡大)

入場料とは?

各卓には「入場料」の設定がありますが、入場料というよりは入場制限(最低所持コイン数)という性質のもので、設定された入場料以上のコインを持っていないとその卓には入れないというものになります。

したがって、入場料は消費されません。あくまでも消費されるのは場代になります。

また、1対局において場代を含めてこの「入場料」以上にコインが減らない仕様ですので、ボロ負けしても所持コインがマイナスになることはありません。

例えば、<銀の間・半荘戦>の入場料は3500コインとなっており、仮にマイナス10000点の4位だった場合、場代▲700コインと対局レートによる精算▲3500コインであわせて▲4200コインの喪失となるはずですが、実際は入場料の▲3500コインまでしか喪失されません。このとき引かれなかった700コイン分はプラス者の獲得コインから均等に減らされます。

各卓における入場料は以下のとおりです。(クリックで拡大)

宝箱からアイテムドロップ

段位戦の「銀の間」以上では、対局終了時に順位に応じて「宝箱解錠ポイント」が得られ、1000ポイント貯めるごとに素材アイテムを2個獲得できます。

この宝箱からドロップするアイテムは、「贈り物(緑)」「贈り物(青)」「宝玉」のいずれかとなっており、「輝石」や「祈願の巻物(ガチャ券)」がドロップすることはありません。

得られる宝箱解錠ポイントは東風戦か半荘戦か、4人戦か3人戦かによって違いがあります。

1位2位3位4位
4人戦東風戦+260+130+95+60
半荘戦+360+180+130+80
3人戦東風戦+170+100+40
半荘戦+240+135+50

4人戦・東風戦が1位のポイント効率がいいですが(流局や連荘がない場合1局あたり65ポイント)、あくまで宝箱ドロップはおまけと位置づけて、自分がプレイしたい対局方法を選択するのがいいでしょう。

赤丸が獲得した宝箱解錠ポイント

雀士の絆ポイントを獲得

各雀士キャラクターには絆レベルという親愛度要素があり、絆ポイントを貯めることで絆レベルが上がっていきます。

絆レベルがMAXになると、契約素材を揃えることで雀士と契約ができるようになります。

段位戦の「銀の間」以上では、対局終了時に使用している雀士キャラクターが絆ポイントを獲得します。

赤丸が獲得した絆ポイント

獲得ポイントは以下のとおりです。(順位やどの卓かは問わない)

4人戦3人戦
東風戦+40+25
半荘戦+60+40
課金額に応じて上記ポイントに契約レベルの絆ボーナスとして+50%~+250%ポイントが加算される
※無課金の場合は絆ボーナスなし

また、絆レベルをMAXにした状態で絆ポイントを1000ポイント貯めると「絆のハート」というアイテムが手に入ります。

このアイテムは青色の贈り物に相当する効果があり、他の雀士にプレゼントして絆ポイントを増加させたり、奉納することで星のかけら(祈願の巻物との交換に必要)を5個入手できます。

 

段位戦の流れについて

次は実際に段位戦に参加してからの流れをみていきましょう。

まずは脱「初心」を目指そう

段位戦を最初にプレイするときの段位は「初心★1」です。「銅の間」にしか入れませんのでまずは銅の間でプレイしましょう。

銅の間ではコインのやり取りは発生しませんので気軽に参加してみてください。

当面の目標は「雀士」へ昇格することです。

対局して得た段位ポイントが20点になると「初心★2」に、80点になると「初心★3」に、そして200点になると「雀士★1」に昇段することができます。

半荘戦で1位を取るとだいたい40~50点程度のプラスとなりますので、早ければ10半荘くらいで「雀士」までたどり着くことができますので頑張りましょう。

コツとしては、段位点数は順位だけではなく素点も反映されますので、稼げるときは大きく稼いでデカトップを目指すことです。素点を稼ぐことで効率よく段位点数を獲得することができます。

例えば<銅の間・4人戦・半荘戦>において、35000点でトップの場合の段位点数は【素点10+順位ポイント35=段位点数45点】となりますが、60000点でトップの場合は【素点35+順位ポイント35=段位点数70点】となり、大きな差があることが分かります。

逆にダンラスで心が折れそうな場合でも、少しでも素点を取り戻せるように諦めずに打つべきです。

東風戦と半荘戦どちらがオススメ?

麻雀初心者の方は東風戦(四人東・三人東)をおすすめします。

対戦相手が格上であれば短期決戦のほうが上位になれる可能性が高いですし、慣れないうちに半荘戦は結構体力を使いますので、無理せずに試合時間の短い東風戦で練習してみてください。

たとえ負けが続いても、「初心」のうちは降格もコインのやり取りもありませんので安心です。

逆に、麻雀経験があり「初心者には負けない」という方は、半荘戦(四人南・三人南)でトップを目指すほうが確実かと思います。

東風戦だと万が一振り込んでしまった場合の巻き返しが困難ですが、半荘戦なら実力差があれば逆転トップの可能性が高くなります。

ただ、「初心」を抜ける最短ルートは1位ポイント効率的に「東風戦でトップを取り続ける」になりますので、自信がある方は東風戦でもいいでしょう。

段位を上げ雀聖・魂天を目指そう

無事「初心」を抜け「雀士」に昇格したら、アイテムドロップなどのボーナスがある「銀の間」へ参戦できるようになります。

その後はどんどん対局を重ねていき、より上の段位を目指しましょう。

各段位のレベルとしては、

・「雀士」までが初心者
・「雀傑」が中級者(天鳳初段前後)
・「雀豪」が中~上級者(天鳳五段未満)
・「雀聖」は上級者(天鳳五段以上)
・「魂天」は超上級者(天鳳八段以上)

という感じでしょうか。(あくまで筆者の感想です)

段位戦のコツ(雀聖まで)

段位戦を戦う上でのコツとしては、1位を目指すことも大切ですが、段位が上がれば上がるほど4位のときのマイナスポイントが大きくなりますので、いかに4位を取らないかがより重要になることを理解しておきましょう。

また雀魂では素点もポイントに反映されますので、稼げるときはがっつり稼ぎ、負けていても投げやりにならないことも大切です。

どの卓で対局するかの選択は、自分が入場できる最も上位の卓を選ぶことをおすすめします。

下位の卓に入ると、1位のプラスポイントと4位のマイナスポイントの差が広がってしまい、ラスを引かされたときのダメージが相対的に大きくなります。

例外として「雀聖」の4人戦は「玉の間」と「王座の間」ではプラスポイントの差が少ないので、魂天のいない「玉の間」を選択するほうが安定するようです。

コインがなくなったら?

段位戦を多くプレイしているうちにコインが不足してくることがありますので、コインの入手方法を別記事にまとめました。

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まとめ

本記事では雀魂の遊び方のベースとなる段位戦について詳しく解説しました。

しっかりと仕様を理解して段位戦を優位に進めましょう。本記事をぜひ参考にしてみてください。

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