【天開司と楠栞桜の『てん×くす』】二局目の牌譜検討(@朝倉康心プロ)をまとめてみた

雀魂公式配信『てん×くす』。

バーチャルYouTuber(Vtuber)と麻雀プロのコラボ配信企画となっており、パーソナリティは楠栞桜さん天開司さん。そこにゲストとして麻雀プロをお招きして、牌譜検討や対局、フリートークを1時間半に渡って楽しむことができる生配信番組となっています。

 

というわけで、前回に引き続き、二局目の牌譜検討についてもまとめていきたいと思います!

※一局目(@多井隆晴プロ)の配布検討まとめはこちら↓

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『てん×くす』二局目について

2020年3月18日20時から配信された第2回目の『てん×くす』。今回のゲストはMリーグ・U-NEXTパイレーツの朝倉康心プロでした。ASAPINのニックネームでお馴染みですね。

まだ見ていない方はアーカイブをぜひご覧ください。さすがASAPINという対局が見られますよ!

 

牌譜検討

今回は天開さんと楠さんが事前にピックアップした場面を朝倉プロに検討してもらうという形式になっておりましたので、その場面をまとめていきます。

天開司さんの牌譜

まず天開さんの牌譜は牌効率の問題。

いわゆる雀頭のないヘッドレスの形からを引き入れて雀頭候補ができたという場面です。メンタンピンの好形でパッと見だと何を切るか混乱してしまうかもしれません。

ここで天開さんは打を選択しました。意図としてはを引き入れると三面張になる狙いとのこと。

これに対し朝倉プロは、切りか、を落としていくかの二択しかないとズバッと指摘。

まずを雀頭としてみた場合、も一応両面ターツではあるが、受けのうちは自分で2枚持っており更に対面の河にもう1枚見えていて残り1枚しかない状況なので、受け入れがほぼペンのような形。しかもの両面ターツがあるのでの受け入れが重複している。ゆえにの両面ターツは価値が低く、を残したほうがよい。もしくは、を切って両面+両面の形に取ると、テンパイの受け入れが28枚(×4、×3)あり最も広くなるので、速度を取るなら切り、点数や最終形のよさを取るなら落としがよい。

という回答でした。これは私も理解できる内容でしたが、ノータイムで切れるようになりたいですね。

そして最後は朝倉プロから天開さんに「うまぶり」認定!前回の流れを汲んだナイスコメントで面白さ2500位の汚名返上ができたのではないでしょうか(笑)

楠栞桜さんの牌譜

続いて楠さんは、守備の問題。

ってまさかのダブリー牌譜!とりあえずすぐ戦える配牌でないこともあり現物を切りながら様子見でOK。

すると対面から追っかけ立直が!これはキツイ。

少し進んでこの場面が問題のシーン。共通どころかどちらかの現物すら1枚もないという地獄。ここで楠さんは切りを選択しましたが朝倉プロの見解は…

現物が1枚もない状況で少しでもマシな牌を選ぶ。安全度でいえば打。両者を切っており両面待ちがないこと、が4枚切れているためカンチャンでの待ちがないこと、対面が2巡目でを切っていることに注目しのシャンポンの可能性がやや低い(から切りもなくはないがマシというレベル)ことがその理由。ダブリーの下家についても両面とカンチャンがないだけでだいぶ可能性は低くなるので、やはり打がこの中ではマシだろう。
切りについてはが3枚見えているのでワンチャンスだが、それでもリャンメン・カンチャン・シャンポン・単騎の可能性が残っているのでまだのほうがよいだろう。
なお、切りという選択肢もあって、1回通せれば2巡しのげる、端の牌である、が3枚見えているのでワンチャンス、カンチャン・ペンチャン待ちがないという点が優位。
したがってこの中で順位をつけるならとなる。(結果的にが刺さる場合もあるけどそれはそれ)

という回答でした!これも1分くらい考えれば分かりそうですが即決は難しそうだ…。

あとは楠さんからの質問がいくつかあって、それについても補足しておきます。

Q.今回の対子落としのように2巡しのげるというのは大きいか?

A.2軒立直の場合は早く決着がついたり河に安牌が増えやすいので、1巡だけでも安全度の高い牌を選ぶほうがよい。1人立直の場合は次順手詰まりになりやすいので、やや危険度が高くても対子・刻子落としがマシというケースも多い。

Q.オリてるのにテンパイしてしまうことがあるが素直にオリたほうがいいか?(巡目が遅い場合)

A.押せる手になっていれば押したほうがいい。待ち牌の数、打点、切る牌の危険度などの総合判断になる。終盤ならテンパイ料も大きいので、ワンチャンスくらいなら押したほうがいいケースが多い。点差や局数にもよるが、感覚的には5回に1回当たる程度なら(相手に満貫が見えていても)押し、3回に1回ならオリ、4回に1回は微妙なライン。

ということでした。押し引き苦手なので参考にしたい…。

あと最後にダブル立直と七対子の話。

【ダブル立直】
ダブル立直は愚形でもだいたいリーチしてくる。なのでリャンメンの筋を過信しないほうがよい。逆に19牌のほうがリャンメン・シャンポン・単騎でしか当たらないので意外と筋よりも通りやすい。ちなみにダブル立直は七対子の確率が通常の立直よりもやや高い(通常10%以下、ダブリー時20%)。そしてダブル立直は250局に1回くらいしかないので対策を考えてもあまり得しない。

【七対子】
七対子は捨て牌がバレバレになりがちだが、あえてバラしたほうが良いケースもある。たとえば真ん中のドラ単騎待ちの場合、わかりやすい河にして立直で相手を押さえつけてツモ回数を増やすといった作戦が有効。

以上ASAPIN講座でした。

 

生対局

今回も朝倉プロ・天開さん・楠さんの3名と、早いもの勝ちで募られた視聴者1名での生対局がありました。ASAPINの逆転劇が見られて大興奮でしたが、ここでは対局後の牌譜検討で触れられた場面をピックアップしたいと思います。

対子落としの場面

まずこの場面。

朝倉プロはここで切りを選択。

最終形でリャンメン待ちを作りたかったら切りだが、テンパイチャンスの広さは待ちの2度受けを解消する切り。立直に対する危険度は片スジのよりのほうが高いが、を切ると引きでを切らなければならないことになり打点に不満がある。それならば、立直宣言牌の裏スジはリャンメンの中では比較的安全ということでを押した。危険度はの2筋押すよりはの2筋のほうがマシ。

ということでした。仮に安牌があっても押したのかが気になるところですが、ラスで次順凌げそうもないので押しですかね~。

ダブル立直の場面

先の牌譜検討でダブル立直の話がありましたが、

なんと生対局で朝倉プロがダブル立直!250局に1回とは何だったのか。

普通ダブル立直は何でもリーチすることが多いが、この場面に関しては微妙で(牌譜検討の流れがあったのでダブルリーチしたが)普段ならしないという見解でした。

理由のひとつはペンチャン待ちであり更に待ちのを自分で1枚使っていて待ちが悪いこと。そしてもうひとつは手替わりがそこそこあること。のどれを引いても比較的アガリやすい(待ちのシャンポンやリャンメン待ちの)テンパイに取れる。したがってリーチせず手替わりを待つのがよさそう。

ノータイムでダブリーしてしまいそうなところですが、他家に開き直られて押し返されることもままあるので、しっかりと判断していきたいところですね。

ダブを鳴かなかった場面

次に、深めの巡目にダブをスルーした場面。

この巡目なら普通は鳴きそうな場面ですが、よく見ると雀頭のない形で鳴いた後がとても不安定。また門前でも戦えそうな手牌で、456の三色も視野に入ることから鳴かなかったとのこと。かといってシャンテン数が変わらない鳴きをしないということではなく、受け入れが広くなったり打点が上がったりする場合は鳴いてもよいが、今回は守備力も下がり受け入れもあまり変わらないことから鳴くべきではないとの見解でした。

さらに巡目が進んでを重ねたところ。これでを鳴いた後の雀頭候補ができ形が安定したので、鳴いてもよい形になりました。

形式テンパイを取った場面

最後に、朝倉プロが素人は絶対に真似しないでくださいという場面。

このチー。形式テンパイを取りにいったところです。このときの思考としては、ドラのを切るにはリスクが見合わない手であり、を切らずに目指せるだけテンパイを目指そう(単騎やくっつき狙い)という意図があったとのこと。なおこのタイミングからの形テン狙いについては、親であることも影響しているが、もともと手の価値が低いので和了よりテンパイ狙いに切り替えたとのこと。

ただしない人のほうが多いだろう形テン狙いで、麻雀5000本打ってからじゃないと真似しないように!ということでした(笑)

 

…というところで配信終了の時間が来てしまい、牌譜検討も終了となりました。

今回もとてもためになる内容で、かつ朝倉プロも普通に面白かった(ハードルが下がっていたのもある?)ので、とても楽しく視聴させていただきました。

 

次回配信は?

前回に引き続き『てん×くす』二局目の牌譜検討の中身をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

次回配信のゲストはひなたんこと日向藍子プロ都美プロのダブルゲスト!! 生対局はチーム戦でしょうか?

配信日は4月15日(水)の予定となっておりますのでお見逃しなく!

 

 

雀魂‐じゃんたま‐

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